シールを作成するのに、色々な方法があります。
印刷機で印刷する
家庭用のプリンターでプリントする
業務用のプリンターでプリントする
テプラなどのプリンターでプリントする
既製品のシールを購入する
印刷の方法、プリンターの形式などまで挙げると、かなりの数のやり方がありますので、ここでは割愛させていただきます。
お客様にシールのご相談を受けると、その内容に応じた方法をご提案させていただいています。
時には、プリンターの購入をお勧めする場合もあります。
プリンターをお客様で購入された場合のメリットとして、値段は安くなるか高くなるか一概に言えませんが、欲しいものを欲しい時に作れるというのが一番のメリットではないでしょうか?印刷屋のプリンターなどのオンデマンド機で印刷するにしても、すぐにプリントしてお客様にお渡しすることはなかなかできません。データの作成、材料手配、プリント、カット、検品などたくさんの工程があるからです。
お客様でプリントする場合は、それらをお客様の方で全て作業するので、急ぐ場合は最優先に作業することができます。
店頭での賞味期限の表示用シールなど、使う時に1枚ずつ使うようなシールや、いつも形や大きさが決まっているシールにはプリンターが向いていると思いますが、お客様の方で、プリンターを出力するための人を充てなければいけません。プリンターの使い方を覚え、作業して、確認作業までしなくてはなりません。常時、その作業があれば良いのですが、たまに使う場合には、プリンターの設備投資費用など合わせて考えると、どちらが得なのか見極める必要があると思います。
プリンターで出力されたシールを自社で作るか、印刷屋に頼むか、以上のような点で判断していただければと思います。
補足ですが、
プリンターの場合、シールの形状にカットするのをどうするかという問題があります。
プリンターでも、カットをする機械が付いたもの、別の機械でカットする方法などがありますが、大量に使うシールの場合はかなり割高になってしまいます。
大量に使うシールの場合は、あらかじめ所定の大きさにカットされた無地のシールを購入してそれにプリントするのが一般的です。
無地のシールはプリンターメーカーの既製品や市場で販売されている既製品の中から選ぶか、印刷屋で作るかになります。
当社でA4やB5サイズなど定型サイズに仕上げたカットした無地、または印刷してカットしたシートを作り、お客様の方でレーザープリンターで出力されているシールがあります。レーザープリンターと素材の相性もありますので、あらかじめテストしていただく必要があります。
この方法だと、新たにプリンターを導入することなく、既存の設備でシールを内作することが可能です。
ただし、プリンターのメンテナンスが重要になってきます。プリンター内の掃除をしないと粘着剤でベタベタになる場合があるので、ご注意ください。