エクセルデータの文字化け

シールといっしょ!!の、シール屋おやじ改め、「シールカウンセラー」渡辺です。
お疲れ様です!

当社にご注文いただくお客様の入校方法は様々です。
間違いがないことは当然として、できる限り、お客様のやりやすく、経済的な方法をお話ししながらデータを入校していただいたり、こちらで作成したりしていきます。

完全データ(修正が全く不要の印刷可能なイラストレーターでのデータ)の入校が半分以上ですが、大まかにイラストレーターで作ったデータ、手書きの原稿、ワード、エクセルで作った原稿、画像の原稿などからこちらで印刷できるデータにしていく場合もあります。

先日、初めてのお客様からご注文をいただいたケースをご紹介します。

お客様からいただいたのはエクセルで作成されたデータでした。英文字だけで作られたデータでしたが、エクセルで文字を変形したものでした。

当社のパソコンでエクセルにてデータを見ながら、イラストレーターでデータを作っていきました。
大体、似たような形に文字を変形できたので、イラストレーターにて保存。→文字をアウトライン化してイラストレーターにて別ファイル名で保存。→PDFデータに変換して保存。
このPDFデータをお客様にメールにてお送りして校正していただきました。

その後、お客様から連絡があり、これでは大分イメージが違うので元の書体のイメージで作って下さいとのこと。
当社のエクセルの画面上ではゴシック体でしたが、エクセルのフォント名をよく見ると聞き慣れないフォント名になっていました。
このフォントは当社のパソコンにはインストールされていませんでした。
そのため、画面には違う書体で出力されていました。これを文字化けといい、データを作ったパソコンと同じフォントがインストールされていない場合に起こります。フォント名が同じでも形式が違ったりすると文字の詰めなどが変わってしまう場合もあります。(そのため、イラストレーターで入校していただく場合は全ての文字をアウトライン化していただいています。)

色々調べて、お客様の元のフォントを当社のパソコンにもインストールすることができましたので、改めて版下作成。イラストレーターにて保存。→文字をアウトライン化してイラストレーターにて別ファイル名で保存。→PDFデータに変換して保存。
再度、ご確認いただき、印刷作業をすすめていくことができました。

お客様と、どれだけスムーズに、意思の統一を図ってデータを作っていけるかが、データ作成で注意していることです。
当社もできるだけお客様のお考えを十分に理解しようと努めていますが、お客様のご協力がぜひとも必要です。色々と細かいことをお聞きするかもしれませんが、しばらく辛抱強くおつきあい下さいますよう、よろしくお願いいたします。